中学校のスタート
小学校のほぼ真横にある中学校への進学だった。
通学路もあまり変わらずにいつものスタートだった。
塾、習い事、家庭教師スケジュールのお陰で、中学1年の1学期の成績のままで、3年まで頑張れば、静岡の公立高校のトップ2校には簡単に入れると言われた。親は初めて私を褒めてくれた。
その時、習い事の一つの、英会話を辞めた。週に2日の休みが出来た。これが人生転落になった。
二学期がスタートした。
英語の授業の時にHe. Sheとか?
なんじゃそれ?ザット?
なんじゃそれ?
全く解らなくなってしまっていた。
また、勉強がわからなくなっていき、全ての成績が最低になってしまった。
勉強がわかる時って、楽しかった。あの時の楽しい感覚を取り戻したかったが、自分の力ではどうにもならなかった。