小学校のほぼ真横にある中学校への進学だった。 通学路もあまり変わらずにいつものスタートだった。 塾、習い事、家庭教師スケジュールのお陰で、中学1年の1学期の成績のままで、3年まで頑張れば、静岡の公立高校のトップ2校には簡単に入れると言われた。親…

学年が上がるにつれ、友達も増えていった。 この頃、中学受験を親から言われた。1週間塾と家庭教師と習い事で、友達とも遊べない状態だったのと、友達の会話について行けなくなっていた。あのテレビ見た？これここから入ると、違うスタージにワープするんだ…

私は、母親を選んだ。 父親は実の父で無く、育ての父となった。 私は街の小学校を選んだ。 今までと住んでいる環境も匂いも風景も違った。マンションという所に初めて住んだ。 マンションからの景色は建物ばかりで、緑はほとんど無かった。 小学校の入学式当…

幼少期の終わり頃だった。 お父さんと言う存在が突如出現した。 知っている人がお母さんと言うことも、認識し始め、更にお父さんと言う人が出てきた。 お父さんと言う人は、祖母の家に来るたびにオモチャを買ってきてくれた。初めはお父さんと言う言葉が分か…

私の人生道は、静岡県静岡市、1978年の冬にスタートしました。 私の記憶に残っている幼期は、父親が居らず、母親の実家の山奥で育てられたことです。母親は市内で働いており、住まいも市内に構えており、ほとんど顔を会わせる事も無く、幼稚園の式と言う時位…