高校進学 入学から中期
高校生活が始まった。
高校は私にとって地獄の3年間であった。
高校の1年の1学期に、授業中1人のクラスメイトに向かって、消しゴムを投げたり、ゴミを投げていたので、注意したら、3年間のイジメの対象になった。ごく一部のクラスメイトは、裏では構ってくれたり、社交辞令的な感じで一緒に帰ってくれたが、学校生活内では、助けはなかった。担任にも相談したが、自分が変わらなきゃ何も変わらないと言われた。
この時、親らが土地購入と家を建てた為、静岡の市内から、高校のある市に移住した。
この頃からイジメがエスカレートした。
ナイフで脅されたり、お金を取られたりした。
学校に朝行くと、机の上にチョークの粉が塗されていた。
違うクラスから不良グループが集まり昼休みは、同じようにいじめられていた他のクラスの子が、両目を真っ黒にしながら血を流しながら殴られていた。お前もこうなりたくなければ、服従しろと脅された。
体育の時間の班決めは最後まで毎回残って、どの班も要らないので、罰ゲームの対象商品のように扱われた。
今でもこの頃の辛さは思い出す。理性が働かなければ、確実に私は新聞沙汰になってしまう過ちを起こしてしまいそうである。
この頃は精神的にボロボロで、自律神経失調症になって、医師からの処方箋だらけであった。
自宅とは真逆のホームセンターで太い縄跳び建設用で使う釘とボルトを無意識に買っていて、自宅に帰っていた。
自宅の自分の部屋で首を吊る瞬間に親に見つかり学校の教員が大慌てで自宅に朝から集まった。
この時の意識は全くないし、記憶もほとんど無い。今思い出しても、思い出せない。