辛く永い暗闇
朝晩が少しずつ涼しくなり、夏の終わりと冬への衣替えが交差するこの時期。
曇りの日は薄暗くなるといつもより早く街灯が点灯。
心の中で、貴方は今何をしていますか?と、問いかける
貴方は答えるであろう。
…(無言)。
そう。何も帰ってこない。聞こえない。聞くことができない。その答え。
ちょっとの間だけ、スマホに文字を打って外を見るたびに、どんどん暗くなる景色。色など無い。
他人(ひと)は、そんな事と言うが、私にとっては、大切な事。
何を失っても、貴方をもう一度失う事だけは避けたかった。
景色って心でも見ていると思うが、色の無い私の見る景色は、心で見ることは出来ない。
ねぇ?今夜かな?明日かな?明後日かな?最後の呼吸。終わりにしたい。
貴方がいないこの空間と時間ならば、要らない。
ENDはいつ?